「顔と性格、どっちが重要か?」
日本人として普遍的に生きていれば一度は聞いたことがあるだろう、王道の問いだ。
偶に私も接客中にトークテーマに困った際に使うことがある。大体の場合、話が盛り上がり安堵する私がいる。
なぜ、このような王道的な話題で話が盛り上がるのかというと、現に私が「顔派」であり、大体の場合相手が「性格派」であるからだ。この答えが誤っているとも思っていないし、世間から、ずれていないとも思っていない。
「性格派」と答える割合が圧倒的だからだ。
しかし、本当にそうだろうか?
心理学の理論でメラビアンの法則というものがあり、人と人がコミュニケーションを図る際に視覚情報が55%、聴覚情報が38%の割合で影響を与えるというものがある。実際、私が人とコミュニケーションを図る際にも視覚情報から多くの情報を得ることが多いと感じる。しかし、これはあくまでもコミュニケーションにおいての理論だ。恋人関係においての理論としては保証されていない。実際、恋人として選定するには、経済力、包容力、所謂「性格の良さ」の条件は含まれていない。
しかし、恋人関係において、コミュニケーションは必要不可欠だと思う。勿論、さまざまな事情や環境でコミュニケーションを取ることが叶わないカップルもこの世には多く存在していることは想像するに難くない。だか、ここではあくまでも私の環境で述べさせていただきたい。先述の通り、私は恋人関係においてコミュニケーションは大きな要素であると思う。つまり、コミュニケーションにおいて多くの割合を占めている視覚情報は恋人関係において重要だということだ。
次に「性格の良さ」とは何かを考えていきたい。
前提として、私は男性に好意を抱くので、男性においての性格の良さについて考えていきたい。
私自身から想起されるのは、
思いやりと配慮がある、私の事を理解してくれる、気遣いがある等だ。
インターネットで検索してみても、先述に共通するように包容力に長けているよう人間であることが伺える。
確かにこれは恋愛関係に必要な条件である。しかし、全ての男性にこの条件が携わっているかといえばそうではないとも思うし、あまり存在していないと思う。
このような包容力に長けている男性と出会うことができたら、私はいとも簡単に「性格派」に寝返ることになるだろう。
一体、なぜこの話題が帰結しないかというと
「経済力」は給料等で数値化することができるが、「容姿」や「性格」については数値化することができないからだ。容姿や性格を数値化することができるのならば、今すぐにでも正解が導き出されるだろう。
だが、帰結することのないからこそ、
王道であり永遠のトークテーマであるのだろう。
しかし、個人的には、「視覚情報と包容力、どちらが重要か」という問いにしたいと思っている。
包容力は数値化することができないじゃないかと批判を受けそうだが、男性の数値化できないような、曖昧な魅力に好意を抱く女性は多い。というわけで広い心で受け入れてくれないだろうか。
ほら、包容力は重要だっていうでしょう?♡
みんなは、「顔と性格、どっちが大事?♡」